固定費が高い会社が危険な理由

固定費が高い会社は、売上が少し落ちただけでも利益が急激に悪化しやすくなります。 特に中小企業では、人件費や家賃、リース料、借入返済などの固定費負担が重くなることで、資金繰り悪化につながるケースが少なくありません。

固定費の代表例

なぜ固定費が危険なのか?

固定費は、売上が減っても基本的に毎月発生します。 つまり、売上が不安定な会社ほど固定費が重いと資金繰りが苦しくなりやすいのです。

例えば、毎月100万円の固定費がある会社は、売上が減少しても最低100万円以上を回収し続ける必要があります。

利益が出ているのに苦しくなる理由

利益が出ていても、固定費負担が重い会社はキャッシュが残らないケースがあります。 特に借入返済や人件費増加は、利益以上に資金繰りへ影響を与えることがあります。

固定費は「金額」ではなく売上とのバランスで見る

固定費100万円が高いか安いかは固定費だけでは判断できません。重要なのは、売上と粗利で固定費をどれだけ吸収できているかです。粗利率が低い会社ほど、同じ固定費でも必要売上は大きくなります。

例:固定費300万円、粗利率30%

固定費を回収するために必要な売上は概算で1,000万円です。損益分岐点売上高の基本は「固定費 ÷ 粗利率」です。

固定費を点検する順番

借入返済は会計上の固定費とは別

元本返済は損益計算書の費用ではありませんが、現金は出ていくため資金繰りでは重要です。利益とキャッシュは分けて確認してください。

社長が毎月見るべき3つの数字

  1. 固定費総額
  2. 粗利額
  3. 資金残高と固定費を払える月数

改善するには?

固定費改善では、まず「毎月必ず出ていく費用」を可視化することが重要です。

利益率について詳しく知りたい方はこちら → 利益率が低い会社の特徴

借入返済が苦しい方はこちら → 借入しすぎると危険な理由

資金繰りが不安な方はこちら → 資金繰りがやばい時に確認すべきこと