1.複数銘柄へまとめて投資できる
1社の減配・無配リスクに集中しにくく、個別株を複数管理するより分散しやすい点があります。
高配当ETFとは、比較的配当水準の高い株式や、配当の継続性・財務状態など一定の条件を満たす株式へまとめて投資するETFの総称です。 ETFは証券取引所で株式のように売買でき、1本で複数銘柄に投資できます。
ただし「高配当ETF」という名前の共通ルールがあるわけではありません。連動対象となる指数や銘柄の選定基準は商品ごとに違います。
1社の減配・無配リスクに集中しにくく、個別株を複数管理するより分散しやすい点があります。
構成銘柄から得た配当等を原資として、ETFから分配金が支払われることがあります。
指数連動型ETFでは、対象指数のルールに沿って銘柄の選定・入替えが行われます。
生活費として使わない期間に分配金を再投資し、資産形成を続ける方法があります。
企業の減配や指数構成の変化などによって、ETFの分配金も増減します。
分配金を受け取っても、それ以上にETF価格が下落すれば資産全体では損失になる場合があります。
配当収入だけでなく、値上がり・値下がりを含むトータルリターンで考える必要があります。
円換算の資産価値は為替の影響を受けます。NISAでも米国での源泉徴収が残る場合があります。
| ETF | 考え方 | 特徴 | 比較するときのポイント |
|---|---|---|---|
| VYM | 幅広い高配当 | 米国の平均を上回る配当利回りが期待される株式へ幅広く投資する指数への連動を目指す | 分散の広さ、業種構成、長期保有のしやすさ |
| HDV | 高配当+選別 | 比較的高配当の米国株で構成される指数への連動を目指す | 銘柄数、セクター偏り、選定方法 |
| SPYD | 利回り重視 | S&P500の中から高配当利回り上位80社で構成される指数への連動を目指す | 高利回りの背景、景気敏感業種への偏り、価格変動 |
| SCHD | 配当の質・持続性 | 配当の質・持続性や企業のファンダメンタルズを重視する指数への連動を目指す | 増配・配当継続だけでなく企業の財務面も含めて比較 |
商品概要はVanguard、BlackRock/iShares、State Street、Schwab Asset Management各社の公式情報をもとに整理。構成銘柄・分配金・経費率等は変更されるため購入前に最新情報をご確認ください。
米国の高配当株を幅広く保有したい人が比較しやすいETFです。VanguardはFTSE High Dividend Yield Indexへの連動を目指すとしています。
BlackRockは、比較的高配当の米国株で構成される指数への連動を目指すETFとして案内しています。
S&P500構成銘柄から高配当利回り上位80社を対象とする指数への連動を目指します。利回り重視で比較したい人の候補です。
Schwabは、配当の質・持続性と企業のファンダメンタルズを重視する指数への連動を目指すETFとして案内しています。
高配当ETFを選ぶ前に、毎月いくらの配当が必要なのかを逆算すると、無理な高利回りを追う必要があるかどうか判断しやすくなります。
NISAの成長投資枠では、対象となるETFを購入できます。ただし「高配当ETFならすべてNISAで買える」という意味ではなく、対象商品と証券会社の取扱いを確認する必要があります。
海外ETFの取扱商品、為替コスト、NISA、国内株の手数料などは証券会社によって違います。 まず比較ページで、自分が買いたい商品を扱っているか確認してください。
松井証券の日本株取引を見る個別株より分散しやすい点はありますが、元本保証ではありません。ETFの仕組み、分配金、為替、税金を理解したうえで検討してください。
一律に一番とは言えません。幅広い分散、利回り、配当の質、セクター構成など、重視するポイントで適した商品が変わります。
必要生活費、保有資産、分配金、税金、為替、減配、インフレによって変わります。まず必要資産を逆算し、配当だけに依存しすぎない資産設計も比較してください。
日本国内の課税が非課税となる場合でも、米国での源泉徴収が残ることがあります。